ベルリン・フィルの無料視聴

2021-07-17

業務とは全く関係のないお話です。

ベルリン・フィルハーモニー交響楽団が世界でも指折りのオーケストラであることは私などがいうまでもないでしょうが,同楽団が素敵な演奏を無料で公開していることを最近知りました。

無料プレイリスト:首席指揮者キリル・ペトレンコの世界にようこそ! (digitalconcerthall.com)

上記のリンクの「無料映像を観る」から登録すると,日本でも人気のあるベートーヴェンの交響曲第9番合唱付(いわゆる「第九」)やチャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」が,登録するだけで無料で視聴できます。

上記「第九」は2019年の,ベルリンの中心部ブランデンブルク門前での屋外コンサートのもの。その丁度30年前の1989年ベルリンの壁崩壊の際にはこの門を背景にした映像が全世界を駆け回りました。思い込みかもしれませんがこの30年を思い返しているかのような聴衆も見受けられます。

かつてはレーザーディスク(今や別の意味で「レーザーディスクは何ものだ?」かもしれませんね。)で数千円とか出さなければ視聴できなかったような映像が容易に無料で視聴できるとは,すごい時代になったものです。

ベルリン・フィルハーモニー交響楽団はyoutubeでもたくさんの動画を公開しています(こちらは多くの場合曲の一部)。

↓これは耳なじみのあると思われる「インディー・ジョーンズのテーマ」ですが,弦楽器がビシッ!と揃っていて,上手いなあと感じます。

Williams: Indiana Jones / Sir Simon Rattle · Berliner Philharmoniker – YouTube

↓こちらはご愛敬ですね。知る人ぞ知る,ジョン・ケージの4分33秒です。

https://www.youtube.com/watch?v=AWVUp12XPpU&list=UUtRkmSO4PrhJ4TzNOmFIwjw&index=48

ベルリン・フィルハーモニー交響楽団のメンバーには,結構東洋系の方がおられます。上記の「第九」ではコンサートマスターが東洋系の方です。メンバーとは違うのでしょうが,「第九」のバリトン歌手も東洋系の方です。

(小池)

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