Archive for the ‘08.本棚・テレビ・新聞’ Category
現政権の特異性、または、集団的自衛権。
相も変わらず、テレビばかり見ている。集団的自衛権についていくつか番組を見たが概ね下記の通りに要約されると思う。集団的自衛権肯定説は、結局、厳しい国際関係を根拠としている。しかし、厳しい国際環境を作ったことに日本はかなり原因を作っていないか、... (Read more)
他人事ではないことまたは映画「ACT OF KILLING」
話題作である。ついつい見に行ってしまった(4月12日から渋谷のシアターイメージフォーラム他全国で上映http://www.aok-movie.com/theater/)。 内容については下記映画の公式紹介に委ねるとして、考え込んでしまったの... (Read more)
支えられてきたからこそ支える、または、多国籍団地のこと。
またまたテレビの話である。NHKの特報首都圏は好きな番組である。キャスター(斉藤孝信)のせいか、番組制作者のせいかわからないがメッセージ性があり、見ていて強い印象を受ける(http://www.nhk.or.jp/tokuho/progra... (Read more)
存在しない地図または満州開拓民入植図
テレビのドキュメンタリー番組で満蒙開拓平和記念館(http://www.manmoukinenkan.com/)のことを知った。そこで、博物館の出版物である満蒙開拓民入植図と「証言 それぞれの記憶」を入手した(各500円)。地図にはかつて... (Read more)
不都合な史実または満蒙開拓平和記念館
両親がともに大陸生まれの私にとって(父方の祖父は英語教師で父は青島生まれ、母方の祖父は満鉄の社員で母は大連生まれ)、旧満州はどうにも気になる地である。 再放送番組で長野県に満蒙開拓平和記念館ができたことを知った(http://www.man... (Read more)
外国人排斥または視点の転換
NHK「探検バクモン」で外国人の多い東京新宿区の大久保特集をしていた(探検バクモンSPECIAL ニッポン多国籍時代!1月6日放送)。お笑いタレントの爆笑問題がいろいろなところを探検する番組なのであるがこれが実に面白い。現在大久保は3分の... (Read more)
カッチーニのアヴェマリア
イタリアルネッサンス期からバロック初期の作曲家カッチーニのアヴェマリアは想い入れのある曲である。どれか一曲というと多分これになる。いつ聴いても心が洗われる思いがする。よく聴いていた。父が死んだ時も、ちょうどヘイリーが歌うアヴェマリアを聴い... (Read more)
サヘルローズまたは広大なひまわり畑のこと
イラン人で女優のサヘル・ローズがイランイラク戦争で空襲にあった家族の唯一の生き残りであることを知った(NHK旅のチカラ「失われた故郷の記憶を求めて~サヘル・ローズ イラン~」12月30日)。救援に来ていた女子大生に助けられ、児童養護施設に預... (Read more)
アイヒマンはお前だ、または、映画「ハンナ・アーレント」
話題の映画をみた。 内容については下記映画紹介に譲るとして、あらゆる非難罵倒をものともせず自分の信念を曲げない主人公は颯爽としている。このことには誰も異論は無いだろう。600万人のユダヤ人が殺された記憶がさめやらぬ1960年、悪は外にあ... (Read more)
もう一つの北朝鮮人権侵害問題、または、「忘れられた引き揚げ者」(nhk)
12月10日から16日まで、北朝鮮人権侵害問題啓発週間である。主として拉致問題について話題にしている。これはこれで大切なことであろうが、より深刻な問題がある。忘れられた北朝鮮引き揚げ者問題である。これについてNHKが特集(12月14日)して... (Read more)
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