Archive for the ‘08.本棚・テレビ・新聞’ Category

自分は恵みを受けた人間である。だから強くなれる。

2015-12-05

自分は恵みを受けた人間である。人から優しさを受けた人間である。だから強くなれる。悪意を持った人間にはなにか事情があるのだろうと思う。脅迫をうけることはしょうがない。 自分はたくさんの現実、たとえば、エチオピアの飢餓、タイの児童買春・南スーダ... (Read more)

事実の重みまたは南京虐殺事件

2015-11-08

ずいぶん昔のことになってしまったが、南京虐殺事件の弁護団に加わったことがある。虐殺から九死の一生を得た当時7歳の少女(夏淑琴さん)が、偽者の被害者であると批判した学者に対する名誉棄損事件である。南京虐殺事件については争のあるところであるが... (Read more)

利己主義と利他主義を調和させる仕組みまたはバガンの人々

2015-11-05

 NHK特集でミヤンマーのバカン遺跡について特集していた(10月23日http://www.nhk.or.jp/special/asia-iseki/bagan.html)。3000もの寺院と仏塔が存在するのは壮観である。  しかし、もっと... (Read more)

市民の勇気または「1971」

2015-10-10

 NHKドキュメンタリー番組である。何度みても感銘する。ベトナム反戦運動が盛んになった頃のアメリカのある街で反戦運動に参加していた活動家(物理学者)は運動が暴力化することに憂慮していた。一計を案じて政府の不正を暴いて公表する事を考える。そう... (Read more)

「”終戦”しらざる7日間」または視点の変更

2015-08-23

 ポツダム宣言受諾後も徹底抗戦しようとした将兵がいることはしっていたが、愚かな連中と思っていた。国際法違反であるし、さらなる犠牲を生みかねない。  戦闘を停止すべきであること自体は間違いないが、”終戦”しらざる7日間(NHK 8月16日)を... (Read more)

視野から欠落していたことまたは被爆体験

2015-08-06

 もうすぐ定年退職する世代であるわたしの世代では、被爆者の体験というと、またあの話かと思うように定型的なイメージがあります。  ところがクローズアップ現代(8月5日ヒバクシャの声が届かない~語りの現場でなにが~)をみていたらゲストの直野章子... (Read more)

「ベトナム戦争 フィルムの若者を捜して」または同時代であること

2015-07-29

NHKBS1をみていたらアジアインサイトで40年以上前に出征する兵士を探すという番組があった(ベトナム戦争 フィルムの若者を捜して)。1971年、北ベトナムハノイ近くの村で17歳で軍隊に入隊した人の行方を探す番組である。40年以上前のフィル... (Read more)

世界の終わりまたは共感すること

2015-05-31

 「世界の終わり」という4人のグループがあることをNHKの番組で知りました。NHKの合唱コンクールの課題曲に世界の終わりの「プレゼント」が課題曲になっています。歌詞の中で現在の辛いことが将来プレゼントと思える日が必ず来るというくだりあるので... (Read more)

異議申立をする価値または沈黙の価値

2015-05-15

 2015年5月12日クローズアップ現代の続きです。日系人は戦争中、敵性外国人ということで強制収容所に入れられましたが、この差別について世代によって2つの異なる態度があったそうです。  2世は自分の子供たちがアメリカ社会で自分がうけたような... (Read more)

戦死者の遺族の想いまたは夢千代日記

2015-05-15

 第2次大戦戦後、ダッハウ強制収容所を解放したのがアメリカ陸軍442歩兵部隊、いわゆる日系人部隊であるということをクローズアップ現代(2015年5月12日放送)で知りました。ダッハウは20年前ドイツを旅行したときに行った場所です。ミュウヘン... (Read more)

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