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またまた無学な話(誠意・到知・格物)

2016-03-29

またまた畏れ多い話であるが「大学」金谷治解説を読んでいてどうも腑に落ちない。 例えば、白文 ①「欲修其身者、先正其心」 ②「欲正其心者、先誠其意」 ③「欲誠其意者、先致其知」 ④「到知在格物」 その書き下し文は ①その身を修めんと欲する者は... (Read more)

無学な話または「悪臭を悪むが如く、好色を好むが如くす」。

2016-03-27

畏れ多い話であるがどうも「大学」金谷治解説(岩波文庫)を読んでいて腑に落ちないところがあった。 例えば、白文 ①所謂誠其意者、毋自欺也。 ②如悪悪臭、如好好色。 ③此之謂自謙。 ④故君子必慎其独也」。 その書き下し文は ①所謂その意を誠にす... (Read more)

生き延びた者の辛さ、または、ETV特集「名前を失くした父 人間爆弾桜花発案者の素顔」

2016-03-20

 戦中特攻兵器桜花を発案した海軍少尉大田正一の戦後の物語である。戦後自殺したとされていたが、生き延びていて名前を変えて生きていた。息子(私とあまり変わらない年齢である)が面倒見のよかった父の足跡を辿り搭乗者に当時の事情を聞きに行く。大田は戸... (Read more)

横浜地裁のことまたは「深く目覚めよ」(岡松和夫)

2016-03-14

雨の日横浜地裁に行き、事件が終わったのでひとやすみしようと外にでた。何気なく立派な建物が建ち並ぶ日本大通りを美しいと思った。そして、40年くらい前、読んだ岡松和夫の「深く目覚めよ」を思い出した。横浜で高校教師をしている主人公が裁判傍聴を趣味... (Read more)

同時代のこと、または、私たちの資本論(ロバートライッシュ)

2016-03-03

初代世界編集長だった吉野源三郎がロシア革命のことについて書いていたことを覚えている(うろ覚えだが岩波新書「職業としての編集者」)。吉野が旧制高校生だったか中学生だったかの頃にロシア革命は起こった。その後の歴史を変えるような大きな出来事だっ... (Read more)

すごいと思ったことまたは精神科医清水栄司

2016-03-03

 寝坊してNHKアサイチをみていたところ、不安神経障害について解説していた。自分もその気配があるので思わず見てしまった。自己診断で以下4つの症状をあげて、4つすべてに該当すると不安神経障害(SAD)の疑いが濃いという。 1人前で質問に答えた... (Read more)

病院の紹介状と医療費控除

2016-03-01

ある病院から他の病院に紹介状を書いて貰った場合,その費用は医療費控除の対象となるか。 これについての東京国税局の回答が少し前にありました。 結論としては,「なる」ということです。 この場合の紹介状の作成費用は,他の病院で診療を受けるために必... (Read more)

相続財産である宅地の10%評価減について

2016-02-29

相続における宅地の評価は,通常,路線価に面積を乗じた上で,各種の補正率を乗じて算出します。 ただ,土地が「利用価値が著しく低下している」と判断された場合には,上記によって算出した土地の評価額からさらに10%を控除することが出来ます。 これは... (Read more)

第18回市民講座: 事実認定 ~民事裁判の場合~

2016-02-25

当事務所主催の市民講座(第18回)は、「事実認定 ~民事裁判の場合~」です。 民事裁判では、どのような基準で事実の認定がされるのでしょうか? なかなか見る機会のない民事裁判の実態を経験豊富な弁護士が解説します。 受講料無料、ご予約不要ですの... (Read more)

相続対策としての生前贈与の注意点

2016-02-21

相続税対策としてよく利用される生前贈与ですが,110万円までは非課税というのは多くの方がご存じだと思います。 ただ,実際の贈与のやり方については,よく分からない方が多いのではないでしょうか。 贈与は民法上,「諾成契約」つまり贈与をする者と受... (Read more)

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