Archive for the ‘8.本棚・テレビ・新聞’ Category

原爆の理不尽または無知のヴェール

2017-08-22

 以前から不思議に思っていたことに、長崎に原爆が落ちた結果、浦上のカトリック信者が直撃を受けて大半の人が亡くなった事実があります(12000人中8500人が亡くなったといわれています)。キリスト教国のアメリカがこともあろうに、キリスト教信者... (Read more)

原爆投下の意味について

2017-08-10

「戦争が続いていれば自爆特攻で死んでいるんですね。どうしても私の命の代わりに広島の人が死んだと言う思いが体に染みついている」。  船舶特攻隊員で、原爆投下直後の広島に救援に行った兵士の言葉である。被ばくし、放射能の後遺症に苦しんだろうが戦後... (Read more)

70年目の告白または尊厳ということ

2017-08-07

 8月前半はテレビや新聞は戦争特集が盛んです。その中で70年過ぎてようやく過去のことを告白できたという番組(NHK ETV特集「告白」満蒙開拓団の女たち)がありました。戦前、旧満州に入植し、終戦後、集団自決寸前まで追い込まれた開拓団が、ソビ... (Read more)

どこかで聞いたような話または外務省機密漏洩事件のこと

2017-06-04

 大学新設で、内閣府から文科省に「総理のご意向」と伝えられた文書が本物であると元文科省事務次官が証言した。ところが、これと前後して元事務次官は出会い系バーに通ったということが報道され批判されている。読売新聞がスクープをして、産経新聞が盛んに... (Read more)

環直彌先生または理想の法律家

2017-05-31

 先日お亡くなりになった環直彌先生を偲ぶ会が開かれた。先生は、大正10年生まれで検事・裁判官・弁護士を経験され、いずれの分野でも確たる業績を挙げた。参加できなかったが、先生に寄せられたメッセージはいずれも胸をうつ。意気消沈した時に、先生のこ... (Read more)

言行の整合性または岩井俊二のこと

2017-05-19

 NHK東日本大震災プロジェクトのテーマ曲で使われている「花は咲く」が好きです。菅野よう子の作曲もさることながら、岩井俊二の歌詞が好きです。特に、「傷ついて 傷つけて~今はただ 愛おしい」のくだりが特に好きです。内省的な歌詞で読んでいるだけ... (Read more)

戦死者の弔いまたは私は書かなければならない

2017-04-11

軍人や官僚がスピーチをしています。そんな中で女の子だけが棺にしがみつき、か細い声で叫んでいました。単調な歌のように響いていました。「パパ、約束したじゃない一緒に劇場に行くって。約束したじゃない自転車に乗るって、約束したじゃない」。 大人たち... (Read more)

同時代におこったこと、または「シリア絶望の空の下で 閉ざされた街 最後の病院」

2017-03-20

「どんなに困難でも解決策を見いださなければならないと思いました。ただ、正直に言えば希望なんかありませんでした。私たちはいつか全員が死ぬと思っていました。せめて運命に負けないように強くありたいと思っていました。」アレッポ最後の病院クドュス病院... (Read more)

もう一人のガンディーまたはフィリピンのキリノ大統領

2017-03-08

日比谷公園を歩いていると、偶然にキリノ大統領の碑があることに気づいた。碑には以下のように記載されている。 「私は、フィリピンで服役している日本人捕虜に対し、フィリピン議会の同意を必要とする大赦ではなく、行政上の特赦を与える。 私は、妻と3人... (Read more)

戦後民主主義の息吹または憲法前文のこと

2017-03-01

 奈良県の学校で教育勅語を学ばされているという話を聞いて思い出したことがある。田舎にいる時、姉は中学校の宿題で日本国憲法前文を熱心に暗唱していた。私の姉は1953年生まれだから1967 年頃のことだ。 「日本国民は、正当に選挙された国会にお... (Read more)

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