真摯な言葉または「肺がんサバイバー余命宣告6年命の記録」(NHK)
2016-04-25
肺ガンにかかり余命10ヶ月と宣告されたテレビデレクターの物語です。余命宣告から6年間生き延びた闘病記録を番組にしました。番組の端々から一筋縄では行かない人だなと感じさせる方で、多分厄介な患者なのだと思います。
番組の中で、医者から「1日1日を大切に生きてください。これはこういう病気です」。涙目になって俺をまっすぐみていった。そうしたら「わかりました」という気持ちになった、というくだりがありました。
一筋縄でいかない患者をも納得させる医師の真摯なことばに敬服します。翻って、自分はこんな風に真摯に相談者と向き合ってきたのか、考え込みました(山森)