建設アスベスト訴訟で国と和解が成立しました

2022-01-26

２０２２年１月２６日、建設アスベスト訴訟（神奈川３陣）で国との和解が成立しました。
和解の内容は、原告１９名（被災者１７名）に対して、総額２億０７６８円を支払うというものです。

和解条項には、国は、昨年５月１７日の最高裁判決で労働安全衛生法に基づく規制権限不行使が国賠法上違法と判断されたことを厳粛に受け止め、被災者及びその遺族である原告らに謝罪すること、建設業に従事する者について石綿被害を発生させないための対策、石綿関連疾患の治療・医療体制の確保、被害者に対する補償に関する事項について継続協議することなども盛り込まれました。

明後日には神奈川１陣訴訟でも和解が予定されており、順次、被災者及びご遺族の被害救済が実現されています。また、今月１９日から「建設アスベスト給付金制度」も運用が開始されています。
アスベスト訴訟には専門的な知識が必要になりますので、もしかしたらアスベスト被害かも？と思われた方は、ぜひアスベスト訴訟弁護団にご相談ください。アスベスト被害に関するご相談は、初回無料で承っております。

全国どこでも無料電話相談（お近くの弁護団をご案内します）　⇒　０１２０－７９３－１４８