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白蓮夫人または石橋湛山の目配り

2014-06-17

 朝の連続テレビドラマ「アンと花子」をみていたら、主人公の親友として仲間由紀恵が柳原白蓮を演じていた。  柳原白蓮とは筑豊の炭鉱王の妻であったが、法学士と家出をした人であり、大正時代のスキャンダルである(なお、私がみた時点ではまだ炭鉱王と結... (Read more)

中山茂または職業としての学問のこと

2014-06-17

6月13日朝日新聞夕刊惜別欄で科学史家中山茂の訃報(85歳)を伝えていた。トーマスクーンのパラダイム論をしらしめた人である。記事に「大学講師になったが、学内に昇格を阻む動きがあり、助教授になったのは59歳翌年定年を迎えた」。書き方が奥歯にも... (Read more)

これでわかった!超訳 特定秘密保護法 出版のお知らせ

2014-06-15

明日の自由を守る若手弁護士の会が特定秘密保護法の解説本を作りました! タイトルは、「これでわかった!超訳 特定秘密保護法」。 今月5日、岩波書店より定価1400円+税で出版されました。 この法律、いったい何が問題なの? それは、「何が秘密?... (Read more)

「秘密法」の廃止運動の今後へ向けて

2014-06-15

講演会のお知らせです。 タイトル: 「秘密法」の廃止運動の今後へ向けて 日  時: 2014年7月1日 19:00~ 開  場: 藤沢市民会館第2展示ホール 講  師: 海渡 雄一 弁護士 参 加 費: 500円 主  催: 秘密保護法... (Read more)

「生き残って申し訳ない」、または、知花くららの祖父

2014-06-12

美人の写真が新聞に載っていたのでふとみてみた記事である。以下、要約である。この記事に付け加えることは何もないと感じた(山森)。 「モデル知花くららの祖父は家庭で戦争の話がでると決まって席を外していた。知花は話題にしてはいけないことであると感... (Read more)

どこかで聞いた話または、週刊現代「中国はまず神戸から攻めてくる」

2014-06-08

週刊現代6月14日号は「中国はまず神戸から攻めてくるー気を付けろ、人民解放軍は中日戦争にうごきだしたー」として、日中戦争が起こった場合、海が戦場になり、潜水艦が重要な役割を果たすので、日本で唯一潜水艦を製造している神戸が狙われるという記事を... (Read more)

靖国神社とアンティゴネーの対比

2014-05-16

今月号の文芸春秋が面白かった。例えば、石原慎太郎がテロリスト山口二矢を褒めたたたえていることに驚嘆した。以前、9月30日事件で100万人の共産党員や華僑を殺したテロリストが英雄になっているインドネシアを描いた「アクトオブキリング」を紹介した... (Read more)

発想に逆転または伝道師犬飼光博

2014-05-05

相も変わらずテレビをみている。NHK「心の時代」は好きな番組である。5月4日の放送は伝道師犬飼光博を取り上げている(「筑豊に隣人ありて」5月10日再放送予定)  犬飼は筑豊に50年、伝道師として活動してきた。75歳であるが、非常にエネルギッ... (Read more)

現政権の特異性、または、集団的自衛権。

2014-05-03

相も変わらず、テレビばかり見ている。集団的自衛権についていくつか番組を見たが概ね下記の通りに要約されると思う。集団的自衛権肯定説は、結局、厳しい国際関係を根拠としている。しかし、厳しい国際環境を作ったことに日本はかなり原因を作っていないか、... (Read more)

他人事ではないことまたは映画「ACT OF KILLING」

2014-04-30

話題作である。ついつい見に行ってしまった(4月12日から渋谷のシアターイメージフォーラム他全国で上映http://www.aok-movie.com/theater/)。 内容については下記映画の公式紹介に委ねるとして、考え込んでしまったの... (Read more)

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