藤沢市教育委員会,育鵬社教科書を採択せず

2020-08-01

藤沢市教育委員会は,2020年7月31日の会議にて,来年度以降使用の中学校歴史・公民教科書に東京書籍を採択しました。

2012年以降使用されてきた育鵬社の歴史・公民教科書は採択されませんでした。

http://www.city.fujisawa.kanagawa.jp/sidouka/r3kyoukashosaitakukekka.html

https://www.kanaloco.jp/article/entry-427729.html

https://digital.asahi.com/articles/ASN705WMXN70UTIL01B.html

https://www.tokyo-np.co.jp/article/46209

藤沢市教育委員会がこれまで採択関係資料を広く公開するとともに傍聴者も多数受け入れてきたことに加え,今回の決定をなされたことに敬意を表します。

また,今回の採択に向けて活動を続けてこられた市内をはじめとする団体,個人の方々にも,敬意を表します。

ともかく,長かった…。

いよいよ来週8月4日は全国最大の採択区横浜市,7日には全国第2の採択区名古屋市(歴史公民のみ審理未了で再会議)といった大都市での採択が決まります。

これまで東京大阪横浜が「つくる会」系(扶桑社,自由社,育鵬社)を採択してきた中,一度も「つくる会」系を採択したことがなかった名古屋市での現在の状況は大変心配です。

自由法曹団の教科書PTでは,「つくる会」系を採択した地域に対する抗議文案を作成する抗議文当番が決まっています。

今週までを担当した某弁護士は,結局栃木県大田原市だけで済んだようですね。よい流れです。

来週の担当は,私です。

一通も書きたくありません。(小池)

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