正しいと信じることのために戦う事は価値あると言うことを決して忘れないでください
2016-11-11
テレビ人間の私であるが、トランプ当選後テレビを見る気がなくなった。トランプの顔が見たくないからである。ようやく気を取り直してテレビを見るとクリントンが敗北スピーチをしていた。大統領選で一番感銘を受けた演説である。よもやの敗北の直後でこれだけのことを言えるのは尋常なことではない。選挙結果は残念であるが人間の尊厳を感じさせる。失意の時にもこのように考えた人がいることは希望である。
「そして特にすべての若者たちに、ぜひ伝えたいことがあります。わたしは生涯にわたり、自らが信じるもののために戦ってきました。時に成功を収め、時に挫折を味わい、手酷い痛手に打ちのめされたこともあります。多くの皆さんが、この先ご自身の人生キャリアを積んでいくでしょうし、その先には成功も、また挫折もあるでしょう。
今回の敗戦は大きな痛手です。けれどどうか、どうか「正しさのために戦うのは、価値があるんだ」ということを、信じ続けてください。そう、それは常に価値があることなのです。そして今も、この先もずっと、わたしたちはあなたがたが人生を通じて戦い続けることを望みます。」
私訳クリントン敗北宣言スピーチhttp://tarareba722.hatenablog.com/からの抜粋である(山森)。
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