建設アスベスト給付金制度が始まりました
2022-01-20
2021年5月17日の最高裁判決において、建設アスベスト訴訟で国の責任が認められたことに鑑みて、建設アスベスト給付金法(※)が成立し、2022年1月19日から運用が開始されました。
※正式名称:特定石綿被害建設業務労働者等に対する給付金等の支給に関する法律
この法律は、建設現場で働いてアスベスト被害にあわれた方やそのご遺族の損害(精神的苦痛)について、国が迅速な賠償を図ることを趣旨としています。
支給対象となる方は、①特定石綿ばく露建設業務に従事したこと、②①の業務に従事したことにより石綿関連疾病にかかったこと、③労働者や一人親方等であったこと(またはその遺族であること)のすべてを満たす方です。
給付金の額は疾病によって異なりますが、550万円~1300万円とされています(事案によって給付金の減額・調整があります)。
もしかしたら自分も該当するのでは?と思われた方は、どうぞ遠慮なくご相談ください。
アスベスト被害に関するご相談は、初回無料で承っております。
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