憲法記念日に際して

2013-05-03

今日は,日本国憲法が施行されてから66年目の憲法記念日です。

憲法記念日に際し,全弁護士の強制加入団体である日本弁護士連合会(日弁連)の会長は,次のような談話を発表しています。

「日本国憲法の改正手続に関する法律が3年前に施行され、衆参両院に設置された憲法審査会は、毎週のように憲法改正のための議論を進めており、来る7月の参議院選挙の争点の一つになるものと言われている。
しかし、最高法規として国家権力を制限し、人権保障をはかるための憲法を、国民の間で改正への気運の高まりのないまま、変えようとすることには大きな疑問がある。」

全文はこちら

http://www.nichibenren.or.jp/activity/document/statement/year/2013/130503.html

この談話にリンクしていますが,日弁連は「憲法改正を容易にするために憲法第96条を改正して発議要件を緩和することに強く反対する。」との意見を本年3月14日に発表しています。

意見は多数の方が正しいというわけではありません。
ただ,この談話や意見書の内容は,法律の専門家である弁護士の,標準的な意見といえるでしょう。
私も賛成です。
お読みいただければ幸いです。
(小池拓也)

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