Archive for the ‘08.本棚・テレビ・新聞’ Category
「グレーな弱者」または目を凝らしてみること。
NHKEテレビのハートネットTVシリーズ貧困社会「さまよえる女性たち」は子供を養うために風俗店に働くシングルマザーとキャパクラで働いて20万円を家族に仕送りしている20歳の女性を紹介している。このような女性たちを番組のゲストで社会学者開沼博... (Read more)
羊頭狗肉か、いや、そうでもない、「今考えなければならないこと 原発と震災後をみすえて」
長い間、評論家加藤周一の発言に注目してきました。加藤が亡くなってからも、加藤ならどう考えるのだろうかなどと思うことがあります。そんなとき加藤の雑談集「今考えなければならないこと 原発と震災後をみすえて」(岩波ブックレット)が発刊されました。... (Read more)
障害は個性である及びそこから連想したこと
障害は個性であるといわれる。抽象的には理解していたつもりであるが、少し具体的考える機会があった。障害はそれだけで特別視されるのは変だが、無視するのもおかしい 盲目の人がマイクに頭をぶつけた。こういう場合、笑っていいかどうかという話題があ... (Read more)
請願手続を知っていますか?(本の宣伝)
弁護士の立石です。 風営法は、ダンスをさせる営業を規制しています。 このため、今、多くの音楽を楽しむ場所(クラブやライブハウス)が営業を委縮せざるを得ない状況になっています。 私は、一音楽ファンとして、この風営法のダンス規制問題に取り組ん... (Read more)
女子柔道の体罰問題または批判することは難しい。
女子柔道の体罰問題のテレビ番組をみていて、他人のことを批判するのは容易でも、自らに及ぶ問題について批判するのは難しいと思うことがあった。具体的には以下の通りである。 まず、新聞報道によれば、女子柔道の体罰問題について、調査委員会は①前監... (Read more)
東日本大震災または自分が小さく思える
震災から2周年を迎える。関連したテレビ番組が多い。いずれも秀作である。福島原発弁護団として、かながわ原発弁護団として、横浜弁護士会の被災者支援として福島へは数十回いっているので、被災者の状況について少しはわかっているつもりだったが、見終わっ... (Read more)
矢口仁也先生または穏やかさと毅然たる態度
2月24日矢口仁也先生を偲ぶ会がグランドホテル湘南で開かれました。矢口仁也先生は1923年生まれ、京都大学在学中、学徒出陣で召集、教官となり敗戦、復学した後、高校教諭となり、長く教頭・校長先生を歴任しました。退職後はABC企画委員会代表、... (Read more)
隣人としてのADHD・LD
1 精神的な障害をもっている人の相談を受けたり、弁護したり、交渉したりすることがあります。そのような時になかなか思うようにコミニュケーションがとれず困ることがあります。そんなこともあって精神医学の番組を聞くことにしました(放送大学 精神医学... (Read more)
発想の転換または「憎しみを愛に~テロ被害者たち~」
また、また、面白い番組をみたので紹介します。同時多発テロなどのテロによって家族を亡くしたり、自分自身両足切断の重傷を負った人が、その悲しみ、怒りを乗り越えて、同じように傷ついた人のために活動する姿を描いたドキュメンタリーです。 NHKBS... (Read more)
反社会的人格障害は前頭葉の障害が原因か、しかし、なんか変だ
テレビが好きですが、布団をかぶってまどろんでいるのも大好きです。たまたま、寝ぼけまなこでテレビ番組を聞いていましたところ、認知神経科学の話でした(放送大学「認知神経科学)。講演者(道又爾)は概ね以下の説明をしました。 刑務所の受刑者の50... (Read more)
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