Archive for the ‘11.いじめ重大事態調査委員となる方のために’ Category

(6)「いじめ」の事実が認められないとして何もしない

2024-01-27

 ア 可能な指導はある 上記1(1)イ(ア)で述べたことを繰り返しますが、「いじめ」「行為」の存在を前提に関係児童生徒に対し厳しく指導する場合には、厳格な立証が必要ともいえますし、さらに「行為」を否定する児童生徒に対して「うそをついてはい... (Read more)

(5)問題の切り分け

2024-01-26

  分けて考えるべき問題を一緒くたにしてしまい、問題を深刻にしてしまう場合があります。 ア 「短所」「過ち」の指導と「いじめ」対応 「いじめ」られる側の児童生徒の「短所」や「過ち」について、対象児童生徒に指導がなされることはありえる... (Read more)

(4)やられたらやり返す

2024-01-25

ア やり返すことも攻撃 やり返すことも攻撃に他なりません。 やられた場合でもやり返すことが許されないことについては、正当防衛(刑法第36条第1項「急迫不正の侵害に対して、自己又は他人の権利を防衛するため、やむを得ずにした行為は、罰しない。... (Read more)

(3)多対一状態

2024-01-24

※図はPDF版にのみ収録  同じようなことをしていても多対一では意味が異なることを、児童生徒が気付く前提として、教員が気付いていることが重要です。 ア 苦痛の継続・集積 相互に攻撃し合うトラブルが単独であれば、対象児童生徒も関... (Read more)

(2)「いじめ」の正当化

2024-01-24

 今日において「いじめ」一般を是とする児童生徒教員はまず存在しないでしょう。 しかし、現実には「いじめ」が深刻化する例は後を絶ちません。 特に、以下のような弁解により「いじめ」ではないこととされ、あるいは「いじめ」が正当化されることによる... (Read more)

7 よくある問題点 (1)概観 

2024-01-22

7 よくある問題点(1)概観  調査委員会には各分野の専門家がいるわけですから、各専門家の視点から問題点を指摘してもらうことになると思います。 もっとも、調査報告書をいくつか検討してみると、おおよそ次の問題点にあてはまるように思います。①... (Read more)

6 学校の対応の問題点(総論)

2024-01-21

 調査委員会は「いじめ」の事実及び原因、「いじめ」と結果との因果関係、「いじめ」の対処過程を認定した上で、学校・教育委員会の対応の問題点を指摘し、再発防止策を提言することとなります。(1)結果論重大事態調査は、「いじめ」による重大な結果を... (Read more)

5 「いじめ」対処過程の認定

2024-01-20

 「いじめ」重大事態調査は、「事態」への「対処」と「重大事態と同種の事態の発生の防止」(法第28条第1項)を目的としています。 そのためには、「いじめ」の生の事実を認定するだけなく、学校の「いじめ」への従前の対処過程を認定する必要がありま... (Read more)

4 「いじめ」と重大事態との因果関係の認定

2024-01-19

(1)問題点 「いじめ」重大事態調査に際し、調査委員会への諮問事項には 「『いじめ』と重大事態との因果関係」が通常含まれています。 その際、上記3の「重大事態に至った原因」の解明がなされていれば、「いじめ」と重大事態の関連性の認定について... (Read more)

3 重大事態に至った原因の認定

2024-01-18

(1)原因解明の必要性  「いじめ」重大事態調査は、「事態」への「対処」と「重大事態と同種の事態の発生の防止」(法第28条第1項)を目的としています。 したがって、事実認定にあたっては、単に「いじめ」の生の事実を認定しただけでは足りず、当... (Read more)

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