赤い鳥についてとりとめもない話

2016-01-25
 黒田三郎のことを少し調べていたら、フォークグループ赤い鳥の「紙ふうせん」が黒田三郎の詩を歌にしたものであることを知った。好きな歌であったが今まで気づかなかった。赤い鳥のメンバーがこの詩を気に入り、是非、歌いたいと、黒田の奥さんに頼み込んだという。
 その赤い鳥は解散し、後藤悦治郎、平山泰代のデュエットグループ「紙ふうせん」が健在であることを知った。若い頃のことしか知らないので、YouTubeで最近の後藤、平山の姿をみて感慨を覚えた。かっこよかった後藤も、愛くるしく可愛らしかった平山も、今では普通のおじさん・おばさんになっている(すいません)。しかし、相変わらず、二人で歌っている。この二人の姿を見ていると、自分も老いたことを実感する。「忘れていた朝」の鮮烈なメロディが1974年であるから40年経過したことになる。その間、赤い鳥は解散し、二つのグループに分かれ、その後もいろいろなことがあり、現在に至った。私も40年の間に多少のことがあった。辛いこともあったし、楽しいこともあった。思い出すことがないわけではない。今でも赤い鳥は好きだし、解散後のグループも好きだ。進歩していないのかもしれないが、まだ終わっていないという気でいる(山森)。
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